妊娠8カ月目になりました。

店主のつぶやき

みなさん、こんにちは。店主の遠藤です。
河津では河津桜まつりが開催されています。普段の何気ない道が多くの人で賑わっております。
来院される際は遅刻しても良いので事故のないようにお越しいただけたらと思います。

今回の記事は自分の妊娠中のお話をさせていただきます。
早いもので8カ月目になり妊娠後期にはいりました。
今のところ母子ともに健康です。引き続き3月まで営業したいと考えています。

さて、この8カ月間様々な症状を経験しました。

まず一つ目は腰痛です。私は生理痛の経験はありますが、それ以外で腰痛になったことはなく肩こりの方が症状として表れやすい方でした。しかし、妊娠してから初めて腰痛というものを経験することができました。動けないほどの激痛ではないですが、痛みレベル1~3くらいの痛みが歩いたり、寝返り、しゃがむたびに生じます。動きも緩慢になってしまい、寝返りに10秒程度かかっていると思います。

腰痛でお困りの方には申し訳ないですが、「やっと腰痛を経験できた!おもしろい!」というのが正直な気持ちです。お客様の訴える「靴下履くときが辛い」という発言や歩き方がなんとなくゆっくりになってしまう気持ちを初めて共感することができました。
私の場合、仙腸関節という部分に「ミシミシ」とした痛みがあります。妊娠中の腰痛は「リラキシン」というホルモンの分泌量が増えることで靭帯の緩みが生じ、関節が不安定になるためとされています。痛むたびに仙腸関節の絵を思い出し、グラグラしてるのかなと想像してしまいます。激しい痛みにならないのは痛みをストレスではなく楽しめているからかもしれません。

※骨盤後面図。オレンジの部分が仙腸関節。


また、妊娠により疲れやすくもなりました。お腹も常に苦しいため、以前のように自分がやりたいときにヨガをするということができなくなりました。食事をいつも通り食べると苦しくなり、なにもできなくなります。お腹が空いているのか空いていないかもよくわかりません。よって毎日行っていたヨガは空腹っぽいとき、かつ、身体の調子のよい時に行っています。といいつつ、これでは運動不足になってしまうのでカメさんのようなスピードですが、ウォーキングや簡単なストレッチをこまめに行うようにしています。

・布団に入ったら、寝た状態で足首をぐるぐると時計周り、半時計周りとまわす。
・大腿四頭筋のストレッチ(下の図のような体制)


・足を股関節から持ち上げて、持ち上げたままゆっくり円を描くように足を回す(股関節をまわす)
・肩をまわす
・深呼吸する

など、、。
小さな小さな健康法を積み重ねていっています。他にも小さな小さな健康法知っていますので、ご興味ある方は来店したときに聞いてください。

こうして文字にすると身体にいいことをたくさんしてるように感じますが、1分程度で終わることもあります。余裕があればもう少し自分の身体を労わる時間が欲しいです。どんなに疲れていても動いてくれ、子供を育ててくれている自分の身体に感謝です。




痛み関連で気付いたことをあげると、さほど激痛ではないのにふとした時に「いたっ」「いたたた。」「どっこいしょ」と周りに心配してほしいかのように小言をいってしまう自分に気付きました。
自然と小言を言っているのです。発言した後に「あっ、またいってしまった。」と反省しつつ、また発言してしまう、、、。我慢できる痛みのはずなのになぜ大げさに言ってしまうのか。

アニメ「あたしンち」第44話「もっと優しくして~」という回があるのですが、その時のミカンの心理でしょうか。本当につらい風邪や高熱だと強がってしまうのに、軽いものほど小言が増えてしまう。
ここ最近は痛みが和らいできているので、小言を言うことがなくなりましたが、腰痛持ちの方は知らずに小言を発していないか注意です。家族の方は意外とストレスに思っているかもしれません。
でも、でも、つい、発言しちゃいますよね。






ありがたいことにお客様から体調を気にする声をもらいます。ご自身の身体の方が辛いはずなのに皆様の温かい言葉がありがたいです。残り少ない期間ですが、少しでも皆様のお力になれればと考えています。春の気候になりつつあるのか、寒暖差が激しいです。どうか皆様もお身体を冷やさないようにお過ごし頂ければと思います。

店主 遠藤