当院は女性セラピストが1人で営んでいる治療院です。「未病で苦しむ人の手助けになる」を信念に開設しました。
- 自己紹介
遠藤このみ 1994年生まれ さそり座 いぬ年
趣味:歩くこと YouTube動画でヨガ
◇略歴
2016年 看護学校 卒業
2023年 東京衛生学園専門学校 東洋医療総合学科卒業
◇持っている資格 はり師 きゅう師 あん摩マッサージ指圧師 看護師
- ご挨拶
みなさん、こんにちは。遠藤このみと申します。
この度、河津町にはりきゅうあん摩マッサージ指圧院を開業させていただきました。
当院の信念である「未病」という考えは古来中国から伝わる予防医学の原点となるものです。病気未満、病気になる前の時期を指します。「身体がだるい」「疲れがとれない」「気分が上がらない」「イライラする」「肩こり」「お腹が緩い、もしくは便秘」「眠れない」といった体の不調は病院に受診したとしても検査結果では異常データとしてひっかかることは少ないです。病院受診で異常がみつからなかったがために身体の不調を見逃していると、大きな病気に繋がる可能性があります。私はそんな病気未満の状態を少しでも身体が良い向きに方向転換できるように手助けしたいと思っています。また、「未病」という考えをもっと多くの人に知ってもらい、病気になる前からの健康づくりの重要性を知ってもらいたいと考えています。特にこの伊豆地方では人口が減少しており、仕事以外にも家事、育児、介護、地域活動など役割を多重に担っている人が多いです。身体の不調に気付いても忙しさのあまり、自分の身体のサインを軽視しているケース方も多いと思います。自分の身体を労わりたい、褒めたいと思ったときに「はりきゅう このみ家」を利用していただけたら幸いです。
・鍼灸師になったきっかけ
私の母は看護師の資格をもっており、その影響で幼少期から自分は「看護師になる」と思い過ごしてきました。その思い通り、看護師として働くことができました。19歳頃、「倦怠感・めまい・立ちくらみ・便秘」に悩まされていました。一人暮らしをしていましたが、一人分の洗濯や掃除ができないほどの倦怠感、動くたびに生じるめまいや立ちくらみ、便秘薬を飲まないと排便がない。それが日常になっており、「人間は動くときにめまいが起きるのは普通だから自分の動き方が悪い」「なぜ自分ひとりの洗濯もまともにできないのか」と自分を責めるようになっていました。そんな中、勤務していた病院でとある女医さんに出会いました。その女医さんの外来診察の補助に携わることがあったのですが、看護学校で習った方法とは異なる脈や腹部の診方、舌を診るといった見たことのない診察方法に驚きました。日を改めて、私自身も診察していただき漢方薬を処方していただきました。1種類目の漢方薬はさほど効果がありませんでした。2種類目の漢方薬が効果てきめん、内服して2日目には「めまい・立ちくらみ」がほとんど消失していました。その女医さんに自分の病名を効いたところ「血の道症」といわれました。漢方薬の効果のすごさ、聞いたことのない病名、習ったことのない診察方法、東洋医学への興味がどんどん湧き出てきました。東洋医学を学びたい、悩んでいる人に東洋医学を知ってもらいたいという思いが日に日に強くなっていきました。当初は漢方薬を処方できるのは医師しかいないと考え、本当に一瞬、医師目指し、数学から学びなおすということもしていました。しかし金銭面や知識力など考慮し、鍼灸師という道を選びました。東京衛生学園専門学校にて鍼灸の楽しさ、東洋医学の考えの深さを学ぶことができ、今では鍼灸師の道を選んで心から良かったと思っています。
私の知識、技術で少しでも身体の不調が改善されるならば、みなさんの助けになりたいと思っています。
- 院内の様子