みなさん、こんにちは。店主の遠藤です。
前回のお知らせ記事の通り、母子ともに健康に男児を出産しました。親バカになる気持ちがわかるくらい毎日「かわいい」と自分の子供に言っています。何かするごとに「天才だ」と言ってしまう始末、、、。いずれ「くそばばあ」と言われる日が来るでしょうから、今のうちにくっついといています。
妊娠37週目~いつ産まれてもおかしくないと一般的にいわれています。
私は陣痛を経験したことがないため、4月下旬あたりからずーーーーとどれが陣痛なのかわからずヤキモキする毎日でした。出産がはやまるように「三陰交」や「太衝」といったツボに自分でお灸したり、子供に申し訳ないくらい活発に動いていたのもあり(最後の2週間は毎日1万2千歩程度の歩数と家の草取りを始めてしまってました、、、。)、自分の子供は予定日より早めに産まれ、出産も早く終わるだろうと勝手に思い込んでいました。その思い込みがさらに自分をヤキモキさせていました。
「陣痛 わからない」
「出産 始まり」
「痛くない お腹の張りがつよい 陣痛」
など毎日検索していました。陣痛がきたら直感でわかるという記事もありましたが、どうしてもお腹のささいな症状に敏感になってしまいました。正直、そわそわするのに疲れていました。
よくドラマで陣痛の始まりを「うっっ」とお腹を抱え込んでその場で座り込むシーンやお出かけ中に破水してしまうシーンをよくみます。そのイメージが強く町内をお出かけすることですら怖くなっていました。自分はどうであれ、臨月ということを自覚したうえで外出し、何かあった場合に家族や周りの人に迷惑をかけるのは自分勝手すぎるかなと思い、1か月弱お出かけをしていませんでした。
陣痛がわからないヤキモキ、自由に行動できないヤキモキ、臨月になってこんなに気持ちがもやもやすると思わなかったです。
「#陣痛待ち」「#妊娠○○週目」「#出産レポ」といったハッシュタグが存在することも妊娠してから初めて知りました。きっと私の知らないハッシュタグはこのようにたくさんあるのでしょう。
私は妊娠~出産に至るまでネット記事の体験談に助けられました。
今はSNSでたくさんの情報が流通しています。ネット記事やSNSを読んで逆に振り回される人もいると思います。私も情報を読み過ぎてヤキモキした臨月を送ることになったのかもしれません。
自分のために流れている情報はなく、いろんな情報の中からどの情報が自分にとっていいものか悪いものか判断する力が試される世の中です。このブログを閲覧してくださっている方には一部の情報として、また、参考程度に読んでいただけたらと思います。
臨月に入り、私が悩んでいた症状は妊娠初期から続く食欲不振です。
子供が大きくなっていくにつれ、臓器が圧迫されるので致し方ありません。
それに加え4月上旬には以前の記事で仙腸関節部分の腰痛があると記事にしましたが、その部分の痛みが激しくなり、歩けないほどの痛みが生じました。痛みが出てから数日間は家の中で横になっているしかできず、寝ながら痛くないように体を動かしたり、痛みが時制内の時に動いたりしていました。歩けないほどの腰痛は経験したことなかったため、これもまたいい経験でした。
次に4月下旬~出産に至るまで、舌ベロが痺れる症状に悩まされました。これもネットで調べてみると臨月に入り舌の痺れを感じる人はいるようで、中には医師に相談する方もいました。
東洋医学では「陰陽」や「気血水」といった考えを用いて様々な角度から身体を診ていきます。なかでも五行論という考えは自然界や人間の身体は「木・火・土・金・水」という5つの要素から成り立ち、ある一定の法則に基づき、互いに関係を持ちながら、バランスをとっているという考えです(これ以上の説明は長くなるので省かせていただきます。)五行論で身体を診た際に「心」に病があると舌の症状がでるといわれています。そのため、私はこのヤキモキした気持ちが舌の症状として表れているのかなと考えました。もしくは、妊娠により気血水のバランスの乱れがそうさせているのか、、、。自分の持っている本と女性に特化した東洋医学の本を購入して舌ベロの症状を調べてみましたが、いい文献が見当たりませんでした。どなたか、妊娠と舌の痺れの関係性について知っている方いたら教えていただきたいです。
陣痛が来る2日前、そけい部に初めて痛みを一時的に感じました。初めて感じた痛みだったのでその日から2日間はより一層、自分の体に敏感になっていました。少しの痛みでも陣痛カウンターを発動し、陣痛なのかどうか確認したり、夫にもしかしたら今日くるかもと予言したり、、、。その予言するのも何回か発言してしまったため、言いにくくなっていました。
陣痛当日の朝も変わらずお腹の張りは感じるものの5時頃起き、1時間30分のお散歩、掃除、料理をしていました。昼前には古い木材が家に溜まっていたため、それを廃棄するために外でその木材から釘を抜くという作業をしてしまう始末。かなり地味な作業でした。
午後は洗濯物を取りこみ、ゆっくりお風呂に入ろうと1時間程度お風呂に使っていました。
夕飯を食べ終え、片付けも終わり、ベッドでゴロゴロしようとした19時頃突然、右の仙腸関節部分に激痛が走りました。あまりの痛さにしばらく動けず、、、。
陣痛なのか?と脳裏によぎりましたが、激痛の余韻で痛むような気もし、しばらくベッド上で考え込む。20時頃までベッドで過ごしていましたが、やはり痛みが定期的にきている。しかし、陣痛なのか確信が持てず、、、。21時過ぎまで様子をみようと決め、気を紛らわすことで痛みを忘れるかもと思い、夫に「もしかしたら陣痛かもしれない。わからないからあまり考え込まないでみれる映画か何か流してほしい」と依頼。
夫が選んだのは「GTO」でした。子供のころ再放送でよく見ていたドラマ。松嶋菜々子の演じた役が清楚で静かな大人な女性と思っていましたが、歳を重ねてからみると、イケている都会的な女であったことにびっくりしました。年を重ねるとものの見方が変わると実感。GTOを観ながらも、陣痛カウンターで痛みの間隔を測定。本当にきっかり7分間隔で痛みが押し寄せてきました。
21時過ぎに病院に電話し、入院セットを持参し来院してくださいとのことで、夫の運転で病院に向かいました。
②へ続く